求人票を読み解くポイント

  • 転職活動の仕方

転職時に応募先を選定する際の判断材料となるのが、「求人票」です。求人票には、採用企業の募集要項や人材要件、雇用条件などが記載されています。転職活動を成功に導くためには、求人票を正確に読み解くことが大切です。

求人票を読み解くことで、転職の失敗を防ぐ

求人票の記載項目は、求職者が転職活動時に知るべき最低要件として法律で定められています。求人票を深く読み込むことで企業側の求める人物像や事情を理解することができます。企業がどのような人材を欲しているのか、その人材を求める理由を想像し、担当コンサルタントに確認することで転職の失敗を防ぐことができます。

求人票を読み解くポイント

設立年数、社員数を確認しよう

はじめに会社の基本情報となる、設立年数と社員数を確認します。

設立年数の浅いベンチャー企業の場合、中途入社の方が多く、担当業務が流動的で環境の変化に適応していく能力が求められます。マニュアルも整備されていないことが多く、自らの裁量で仕事を作り進めていける職場であることから、汎用性の高いスキル・経験が身に付きます。また社員数が少ない企業であれば、経営陣との距離も近く、意見も通りやすい職場環境だとといえるでしょう。

設立年数が10年を超え、社員数も100名以上在籍している企業の場合、組織体制や業務マニュアルが整備され人事評価制度も正しく運用されていることもあり、入社後も比較的落ち着いた環境で業務を覚えていくことができます。新卒採用を行っている企業も多く、ポジションによってはマネジメントや社内の調整業務を任されることがあります。担当業務を細分化している企業もあり、専門スキルを磨いていける職場だといえます。

企業の事業内容、サービス内容を理解しよう

事業内容やサービス内容、収益モデルによって、求めるスキル、人物要件が異なります。求人票だけではなく、求人企業のHPを見て、その企業の事業内容やサービス内容、制作実績、取引先企業例を確認します。

コンテンツを量産して広告収益を最大化させていく事業モデルなのか、面白さを追求して感覚を大切に時代の流行を先読みしたコンテンツを作るのか、自身の経験、志向と照らし合わせがなら確認しましょう。

当社は、業界専任のコンサルタントが直接企業を訪問しヒアリングしていますので、事業内容の詳細や業界の動向に精通しています。これまでの経験と異なる業界への転職を希望する場合は、担当コンサルタントに相談して入社後のギャップがないようにしましょう。

募集の背景を読めば、企業の方向性がわかる

求人票の採用人数や募集背景を確認することで、企業の方向性や配属部署の環境、求めるスキル、経験を想像することができます。

新規事業の立ち上げに伴う募集、既存事業の拡大による増員或いは、退職者が出たことによる欠員補充などが募集背景に記載されています。求人票に記載されている仕事内容や応募条件と照らし合わせながら、担当コンサルタントにも確認して求人企業が求める人物要件を深く理解しましょう。

職種名、仕事内容をよく読もう

求人票には、募集職種名と仕事内容が記載されております。職種名が同じでも企業ごとに担当業務が異なりますので、仕事内容を確認し、自身のスキルや経験が活かせる環境か、キャリアプランに合った環境かどうかを確認していきます。

内製化の範囲や外注している場合の業務内容、業務が細分化されている組織と少数精鋭で運営されている組織では、担当業務がかなり変わります。また職場環境で使用しているツールは何か、新しいツールを導入しているかどうかもその企業の考え方を知ることができます。

職種名だけでは自身の希望する役割かどうかを判断することは難しく、仕事内容をよく読み、今後のキャリアプランと照らし合わせながら担当コンサルタントに確認し、応募する企業を選定していきましょう。

応募資格は、必須条件と尚可条件とで分けて考える

求人票の応募資格の必須条件と尚可条件を見て、自身の経験やスキルに当てはまるかどうか確認します。

必須条件は、求人企業が面接するかどうか判断する最低条件です。応募したい求人の必須条件に合致していない場合でも諦めず、一度担当コンサルタントに応募が可能かどうか相談してみましょう。

尚可条件は募集ポジションにおいて一番求めているスキル経験が記載されており、入社後自身のスキルとして身に付く内容となっています。

これまでと異なる業界の求人の場合、担当コンサルタントに入社後本当に経験が活かせるか確認しましょう。

給与条件は正確に把握すべき

労働条件のうち最も気になるのが、給与です。給与条件は、ほとんどの企業がある程度幅を持たせて設定されています。給与幅によって、求人企業の求めるスキルレベルや会社事情を想像することができます。

事業モデルと求人票に記載されている給与条件幅を確認し、自身の希望する収入に合致するか将来のキャリアプランと照らし合わせて検討しましょう。

人材紹介会社を通じて応募する場合、担当コンサルタントがあなたに代わり給与条件の交渉を行います。求人票に記載されている給与条件よりも高い金額を希望する場合は、応募する前に一度担当コンサルタントに給与条件の交渉が可能かどうか確認しましょう。

また給与条件に残業代は含まれているのか、ベースアップや賞与の実績はどうかなど求人票では読み取りづらい情報も担当コンサルタントに確認して、毎月どの程度の収入になるか把握しましょう。

就業時間と残業時間の確認ポイント

求人票に記載された就業時間はあくまでも定時時間であるため、残業時間数の確認が不可欠です。本年度の職業安定法改正により、固定残業代支給を取り扱っている会社の場合は、基本給と固定残業代の額、対象となる時間外労働の記載が必須となりました。また裁量労働制を導入している企業でも記載が必須となっています。固定残業代の時間数と金額の記載がある場合はある程度の残業があると想定するべきです。

フレックス制度を導入している企業は、おおよそ何時に出社して帰社している職場なのか、担当コンサルタントに確認し理解した上で応募を検討しましょう。

雇用形態と試用期間を見る際はここに注意しよう

求人票には入社時の雇用形態と試用期間が記載されております。

クリエイティブ職種の場合、契約社員から就業を開始する求人も多いですが、その後どれぐらいの期間で正社員となれるのか、正社員登用の実績はあるのか担当コンサルタントに確認してから応募しましょう。

試用期間については法律の規定がないため、企業で必要とされる期間がそれぞれ設定されています。期間が長い企業の場合、それだけ覚えることが多いと判断しても良いでしょう。また、試用期間中の労働条件に変更ありと記載がある場合は、事前に詳細を確認しておく必要があります。

不明点は担当コンサルタントに相談して、悔いのない転職活動を

求人票を読み解く上で、人材紹介会社のコンサルタントの力を借りると、さらに深く理解することができます。

求人票を確認した際に疑問や不安に感じた場合は、担当コンサルタントに相談し、満足のいく転職活動を進めていきましょう。